12月31日(月) 一夜明けて・・・
愛知県・鳳来町にある湯谷温泉「湯の風HAZU」に来てます。一人で・・・。
本来ならば家でゆっくり正月気分に浸りたいところだけど、今年の正月はオリンピックが終わった後の3月くらいかな。
療養とトレーニングを兼ねて、この時期は家でゆっくりせずに温泉に行こうと4月に1年の計画を立てたときから決めていた。だから予定通り。
29、30日と全日本選手権が行われ、転倒した500m以外を制し、総合優勝をしてオリンピック代表に選ばれた。僕はこの大会を望むにあたり2つの課題を自分に課した。一つは先月行われた距離別選手権で唯一勝てなかった1500mで優勝する事。そして総合優勝をしてオリンピックを迎えるという事。
4年前の長野オリンピックシーズン。僕は度重なる転倒で慢性的に膝の痛みを抱えていた。国内大会は怪我から全日本選抜、全日本スプリントを欠場した。唯一出場したのは、同じようなこの時期に行われた全日本選手権だけ。
オリンピックは内定していた。内定していただけに、出る試合は全部勝たなければならないと勝手に自分にプレッシャーをかけていた。そして総合優勝を逃し2位だった。その事がオリンピックを迎えるにあたり、どこかに引っかかっていた。
全日本選手権が終わった12月末、毎日のように胃の痛みを感じ、胃カメラを飲んだ。あの時に顔写真を見ると、いかにも体調が悪そうな顔をしている。そんなんで勝てるわけがない。
今回オリンピックに向けて、過去の心のわだかまりを全てすっきりしたかった。だから目先の勝負にこだわるのを辞めた。出る試合は全て勝たなくてはならないという気持ちを捨てた。計画性を持ってスケートをする事にした。
今シーズン序盤は苦しかった。結果は全然出なかった。でも焦らなかった。
新しくしたスケート靴がしっくりこず、極限まで試したが駄目だと思ったら、シーズン中でも躊躇することなく元に戻した。そしたらすぐ500mで日本記録とW杯2位という結果が出た。11月の距離別選手権で2種目制して、調子は悪くなかったのに、更なる速さを求めてブレードを新しい物に替えた。以前の僕だったら絶対にしなかっただろう。
どこか体で気になる部分があったら、すぐドクターに診てもらった。足が張ってきたなあと思ったら、すぐマッサージを受けた。親知らずが気になったから、オリンピック予選会後2本抜いた。オリンピック期間中に痛み出したら大変だ。とにかく今年はオリンピックの事を考えた。
現時点で不安な要素は無い。もうそれは4年前に経験してきたから。
今年は全ての国内試合に出場している。10月の全日本選抜では連覇を逃した。まだ結果は要らなかった。だが尻上がりに、確実に調子は上がってきている。肝心な試合では結果を残せた。もう同じ失敗はしない。
全日本選手権。4年連続7度目の優勝。初めて全日本を制したのが第17回大会。今回はもう第25回。僕も年を取ったなあ・・・(笑)。
気持ちは充実している。後はオリンピックまでの40日余りをどう過ごすかが鍵になる。まだ40日もある。まだ十分間に合う。
オリンピック応援よろしくお願いします。
そして来年もよろしくお願いいたします。
みなさん良いお年を。
西谷の復活を心待ちにしています。応援して下さい。
12月28日(金) 明日から
明日からオリンピックの最終選考会となる全日本選手権が東京・江戸川スポーツランドで始まる。他の選手も気合いが入ってるのがヒシヒシと伝わってくる。初日の29日が13時30分から。2日目の30日は9時半から試合開始。
時間のある方は是非ご観戦を。詳細は以下をクリック。
http://www.skatingjapan.or.jp/short/event/youkou/25thalljapanshort.htm
ただ日本のリンクはどこでもそうだけど、かなり寒い。選手が寒いと思うくらいだから、観ているお客さんはもっと寒いだろう。防寒具をしっかり身に付けることをお薦めします。
ここまできたら何も言う事ないし、とにかくレースを観ていただきたいと思います。
12月23日(日) 子供記者
昨日新聞の取材を受けた。それも子供達に・・・。
日曜日の中日新聞の中に「こどもタイムズ」というコーナーがある。
名前の通り、子供達がいろいろな人達を取材する。幸運な事に、僕にもその話が回ってきた。来週オリンピック最終選考会があるので、普段なら断っていたかもしれないが・・・。子供達に少しでも夢を与えられるなら、それも僕の役目だと思う(ちょっと奇麗事言い過ぎ!?)。
普段の取材時と質問が違って、答えるのに困った事もあった(笑)。僕らの氷上時間が遅い為、子供達は練習を15分くらいしか観ていけなかったが、少しはショートトラックの迫力を感じてもらえたかなあ。ショートトラックは本当におもしろいのである。
12月19日(水) 日本万歳!!
W杯全戦終了。結果は1500mは決勝(今シーズン初)に残ったものの、7人中7位(いつもの僕の滑りじゃ無かったなあ・・・)。500m、1000mは準々決勝敗退。
最終戦を良い結果で終わる事ができなかった。だから駄目かと言ったらそうではない。
なぜかと言うと・・・、まあそれは良いとして、帰国して和食を食べるとやっぱりホッとする。今日は美味しいものを食べて、温泉・サウナにも入って体をリラックスさせた。
のんびりしたいところだけど、全日本選手権が来週末にあるから、それが終わるまではお預けだね。
12月12日(水) ガッカリ・・・
W杯も今回が最終戦。アメリカは不参加のようだけど、他の強豪はこぞってアムステルダムに終結しています。みんなかなりの気合いの入れようだろう。
僕らも気合いを入れて氷上練習に行ったのは良いのだが・・・、氷のあまりにひどい状況にガッカリした。
普段の整備が行き届いてないせいか、氷上にかなりの砂が乗っている。その砂を踏んでしまうと、ブレードに傷が入ってコーナーで全く引っかからなくなってしまう。例えて言えば、ノーマルタイヤでアイスバーンのコーナーを前回で走るようなもの。危険極まりないのである。
初日において僕は例に漏れることなく、しっかりと砂を踏んでしまい、練習にならなかった。2回目の今日は若干氷の状態も良くなってきたが、まだまだ完全ではない。
オリンピック前で選手がこんなにもがんばっているというのに、もう少しアイスマンもがんばって欲しいと思う。
こちらの食事はあまり僕には合わない。今日は久しぶりに日本食を食べて、体力・気力共に回復してきた。
12月10日(月) 歯がゆい日々
無事オランダ・アムステルダムに到着した。
僕の場合、遠征前日はほとんど寝ず、その代わり飛行機の中で爆睡することにしている。今回の飛行機はとても空いていたので、席を3つ占領(?)して横になって眠る事ができた。飛行時間は約11時間くらいだったが、2回の食事以外は全く起きず、ずっと眠る事ができた。おかげで時差ボケも一発で解消した。
こちらに来てから2日が経ったというのに、まだ氷上練習が一度もない。
他国の選手が日曜までW杯をブルガリアで戦っていたからしょうがないが、それにしても何のために早く来たのか疑問もある。すごく歯がゆい気分だ。
明日は久しぶりに氷の上に乗れる。少し今日はワクワクしている。
12月7日(金) 髪の毛も大事
あまり気にしない人も多いが、僕は練習(試合)をする時には必ずといって良いほど髪の毛をしっかり(?)とセットする。合宿や遠征の時など、たまに寝癖をつけたまま練習する時もあったが、そういう時は必ずといってよいほど調子が悪い。
仮にトレーニングで体調を99%仕上げたとして、それでも調子が悪い時があったとする。残りの1%は何が足りないかと考えた時、僕は髪の毛も関係しているんではないかと思う。それくらい細かい部分も気にしている。
今日たまたまご紹介を受けて、名古屋にあるBLANCOの土屋氏に髪を切って頂いた。とても接しやすい方で、髪の毛についてあんなに熱く語り合ったのは初めての経験だった。多くの共感できるお話を聞いて感激した。
試合中はいつも以上に髪の毛は戦闘モードに入っている。よく試合が終わった後、ヘルメットをかぶっているのに何でそんなに髪の毛が乱れないのかと聞かれる事がある。それは他の選手以上に意気込みが違うからである。
12月5日(水) 合宿終了。次はW杯遠征
約10日間に及ぶ合宿も無事終了。
疲労はピークで、昨夜は疲れからか気持ち悪くなかなか寝付けなかった。もちろん体も疲れているが、心の方がより疲れている。合宿場所はいつものところとはいえ、やはりあまり落ち着かないし、宿舎の周りに何もないのでストレスも溜まる。
久しぶりの自宅に帰り、母親の手料理を食べた。家にいると非常に落ち着くし心も休まるが、逆に怠け者にもなりかねないから要注意である。
次は8日(土)にアムステルダム(オランダ)で行われるW杯に向けて出発。
軽く調整しつつも、美味しいものを食べて心のエネルギーを回復させる。
12月3日(月) 実は合宿中
日記しばらく書いてなかったけど、今日から再開です。
26日から合宿が始まり、今日で1週間。久しぶりのまとまった合宿で午前・午後と激しい練習に取り組んでいる。心身ともに疲れのピークで体の動きはだいぶ鈍くなってきたけど、悪いなりにがんばって動いている。
距離別選手権が終わり、さらなる究極の速さを目指してブレード(刃)を新しいものに変えてみた。最初は全く滑る事ができず、自分でコントロール不能って感じだったけど、徐々に良くなってきている。更に体に馴染ませるには、試合で一度戦わないと駄目だろう。試合はどんなに悪くても全力で滑る為、エッジの調整をするには結構良かったりする。意外だけど・・・。
合宿も終盤に差し掛かっているから、気を緩めず特に怪我には気をつけたい。